
中学生の成績が下がると、親としては心配になりますよね。
「このままで大丈夫かな」「どう声をかけたらいいんだろう」と、不安になるのは自然なことです。

ただ、このタイミングで強く責めたり、すぐに勉強を押しつけたりすると、かえって子どものやる気が下がってしまうことがあります。
大切なのは、点数だけを見て判断するのではなく、なぜ成績が下がったのかを親子で一緒に見ていくことです。
このページでは、中学生の成績が下がったときに親がどうするべきかを、順番にわかりやすくまとめています。
まずは避けたい対応を確認し、そのうえで原因の見つけ方、家庭でできるサポート、次のテストに向けた進め方まで見ていきましょう。
中学生の子どもの成績が下がった。親が最初にすることは?
中学生の成績が下がったとき、親はどうするべきか。
最初に大切なのは、すぐに勉強法を変えることでも、すぐに叱ることでもありません。
まず必要なのは、親の対応を落ち着かせることです。



成績が下がった直後は、子ども本人もショックを受けていることが多く、そこで強い言い方をしてしまうと、話し合う前に気持ちが閉じてしまいやすくなります。
この最初の対応で、その後の動きやすさは大きく変わります。
ここでは、成績が下がったときに親が最初にやるべきことを、順番に見ていきましょう。
中学生で成績が下がっても、まずは親が落ち着く
中学生の成績が下がると、親はどうしても不安になります。
- このままで高校受験は大丈夫かな
- 最近スマホばかり見ていたからかな
- もっと早く気づけばよかった
こうした気持ちは、とても自然です。
ただ、その不安をそのまま子どもにぶつけると、子どもには「怒られた」「責められた」と伝わりやすくなります。
成績が下がった場面で、親が先に落ち着く理由はシンプルです。
落ち着いた言葉のほうが、子どもが話しやすくなるからです。
先にやってほしいこと(30秒でOK)
点数を見た直後は、まず心の中でこの3つだけ確認してください。
- 今は原因を探す時間で、責める時間ではない
- 1回の定期テストだけで、子どものすべては決まらない
- 今日の会話の目的は「次に進むための話をすること」



この3つを意識するだけで、親の声のトーンはかなり変わります。
それだけでも、子どもの反応は変わりやすくなります。
最初の声かけの例
中学生で成績が下がったとき、最初のひと言はとても大事です。
いきなり原因を問いつめるより、まずは話しやすい空気を作る言葉が向いています。
使いやすい例
- 「今回、思ったより下がってしんどかったよね」
- 「まずはおつかれ。あとで一緒に見ようか」
- 「怒るためじゃなくて、次にどうするか考えたいんだ」
この言い方だと、子どもは「責められる時間」ではなく、相談できる時間だと受け取りやすくなります。
点数だけでその子を評価しない
中学生の成績が下がったとき、親がやりがちなのが、点数だけで判断してしまうことです。
たとえば、点数を見た瞬間に、こんな言葉が出やすくなります。
- 「やる気がないんじゃないの?」
- 「勉強してないからでしょ」
- 「この点数はまずいよ」
でも実際には、成績が下がる理由は1つとは限りません。



中学生は学年が上がるほど内容が難しくなりますし、部活や人間関係で疲れている時期もあります。
勉強していても、やり方が合っていないだけで点数につながらないこともあります。
だからこそ、点数を見たときは「評価」より先に、中身を見ることが大切です。
点数以外で見たいポイント
同じ「成績が下がった」でも、見てほしいポイントはたくさんあります。
- どの教科が下がったか(全部か、一部か)
- 前回より何点下がったか
- ケアレスミス(うっかりミス)が多いか
- 時間切れになっていないか
- 提出物は出せていたか
- 本人は何が難しかったと言っているか
ここを見ていくと、親の対応が変わってきます。
たとえば、
- 数学だけ下がった → 単元の理解でつまずいているかもしれない
- 全体的に下がった → 勉強時間や生活リズムの影響かもしれない
- 分かっているのにミスが多い → 焦りや見直し不足かもしれない
この見方ができると、子どもへの声かけも具体的になります。
伝え方のコツ
点数そのものを責めるより、こう聞く方が前に進みやすいです。
- 「どこが難しかった?」
- 「時間は足りた?」
- 「家でやったところと、テストに出たところは同じだった?」



この聞き方だと、親が「敵」ではなく「味方」になれます。
中学生の成績が下がったとき、親の対応で差が出やすいのは、まさにこの部分です。
その日のうちに責めすぎない
成績が下がった日に、すぐ長い話をしたくなる気持ちはよく分かります。
ただ、その日に強く言いすぎると、うまくいかないことが多いです。
理由は、その時点の子どもが、こういう状態になっていることが多いからです。
- 学校で疲れている
- テスト返却で気持ちが落ちている
- 先生や友達とのやりとりで消耗している
- 「また怒られる」と身構えている
この状態で長く話しても、言葉が入りにくくなります。
親の言葉が正しくても、子どもには「説教」として残ってしまいやすいです。
おすすめの流れ



成績が下がった当日は、次の流れがうまくいきやすいです。
1. その場では短く受け止める
- 「今回はしんどかったね」
- 「テスト返ってきたんだね。見せてくれてありがとう」
2. その日は深掘りしすぎない
避けたいのは、次の3つです。
- 長い説教
- 過去の話の持ち出し
- 兄弟や他の子との比較
3. 落ち着いて話せる時間を作る
- 夕食後
- 休日の午前
- 親子ともに余裕のある時間
タイミングを少しずらすだけで、会話の質はかなり変わります。
NGになりやすい言い方
- 「なんでこんな点数なの?」
- 「前から言ってたよね」
- 「このままだと高校行けないよ」
不安から出る言葉ですが、子どもは追い込まれやすくなります。
置き換えやすい言い方
- 「今回、何がいちばん難しかった?」
- 「次に上げるために、どこから見直す?」
- 「一緒に作戦を考えよう」
この違いだけでも、子どもの反応は変わります。
成績が下がったあとに必要なのは、親の強さより、落ち着いた関わり方です。
中学生の成績が下がった時、親が最初にやること
中学生の成績が下がったとき、親はどうするか迷いやすいですが、最初はこの順番で大丈夫です。
- 親が先に落ち着く
- 点数だけで判断しない
- その日は責めすぎず、話せる時間を作る
この3つができると、そのあとの「原因チェック」や「家庭でのサポート」が進めやすくなります。
ここを飛ばしてしまうと、親子でぶつかりやすくなり、勉強の話そのものがしにくくなってしまいます。
中学生の成績が下がる主な原因
中学生の成績が下がったとき、親としては「何が原因なんだろう」と気になりますよね。
ここで大切なのは、ひとつの理由に決めつけないことです。
成績が下がるときは、いくつかの要因が重なっていることがよくあります。たとえば、次のようなケースです。
- 学習内容が難しくなった
- 勉強のやり方が合っていない
- 部活や習い事で時間が足りない
- スマホや生活リズムの影響が出ている
- 気持ちがしんどくなっている
親が原因を見つけようとするときは、まずこの5つを順番に見ていくと、話し合いが進めやすくなります。
ここでは、中学生の成績が下がる主な原因を、家庭で確認しやすい形で説明していきます。
中学校で学習内容が難しくなった
中学生の成績が下がる原因として、まず多いのがこれです。
単純に、学校の内容が前より難しくなったというケースです。
特に中学生は、学年が上がるほど内容が急に難しくなります。
- 数学:計算だけでなく、文章題や関数でつまずきやすい
- 英語:単語量が増え、文法も複雑になる
- 理科・社会:覚える量が一気に増える
- 国語:読む量が増え、記述問題も増える
小学生のころは何となくできていた子でも、中学生になると「授業を聞いただけでは追いつかない」状態になりやすいです。
親が見つけやすいサイン
- 「授業が速い」と言うようになった
- ワークを見ても手が止まっている
- 前はできた教科なのに急に下がった
- テストで後半の問題が空欄になっている
こうしたサインがあるときは、やる気の問題だけではなく、理解が追いついていない可能性があります。
親の見方のポイント
「勉強していないから」と決めるより、
今のやり方では内容の難しさに追いつきにくくなっていると考えると、対応しやすくなります。
この見方ができると、親の声かけも変わります。
- NGに近い言い方:「ちゃんとやればできるでしょ」
- 変えたい言い方:「どの単元から急に難しく感じた?」
この違いだけでも、子どもは話しやすくなります。
勉強のやり方が合っていない
中学生の成績が下がったとき、意外と多いのが、勉強時間はあるのに点数が伸びないパターンです。
この場合は、勉強のやり方が合っていない可能性があります。
たとえば、次のような勉強になっていないか確認してみてください。
- ノートをきれいに書くだけで終わる
- 教科書を読むだけで覚えた気になる
- ワークを1回解いて終わる
- 間違えた問題を見直していない
- テスト前だけ一気にやる
これだと、勉強したつもりでもテストの点数につながりにくいです。
特に中学生の定期テストは、「解けるようにする練習」が必要です。
よくあるすれ違い
親は「机に向かっていたから勉強していたはず」と思いやすいです。
でも実際には、子ども本人も「何をやれば点が上がるのか分からない」ことがあります。



つまり、成績が下がった原因が「サボり」ではなく、
勉強の進め方が分からない状態になっているケースも多いんです。
親が確認したいポイント
- 学校ワークを何回やっているか
- 間違えた問題を解き直しているか
- 暗記科目が「見るだけ」になっていないか
- テスト前にやる順番が決まっているか
ここを見ていくと、「時間を増やす」より先に、
やり方を変える方が先だと分かることがあります。
部活・習い事で時間が足りない
中学生は、小学生より毎日の負担が大きくなります。
部活、習い事、学校の宿題、人間関係など、思っている以上に時間も体力も使っています。
そのため、成績が下がった原因が、単純に勉強時間の不足になっていることもあります。
こんな状態になっていないか
- 帰宅が遅く、夕食後は疲れて寝てしまう
- 部活がある日は勉強時間がほとんど取れない
- 休日も試合や練習でつぶれる
- 宿題だけで精一杯になっている
この状態だと、本人にやる気があっても、学習の積み上げがしにくくなります。
親から見ると「家で勉強しない」に見えても、実際は疲れすぎて動けないこともあります。
親が気をつけたい見方
ここで「気合いが足りない」と決めつけてしまうと、子どもはしんどくなります。
まずは、1週間の流れを見てみるのがおすすめです。
1週間の見方(例)
- 部活がある日:何時に帰宅? 何時に寝る?
- 部活がない日:勉強しやすい時間はある?
- 土日:復習に使える時間はどれくらいある?
こうして見ていくと、
「平日は30分ずつ、土日にまとめて復習」など、現実的な形が見えてきます。
親の声かけ例
- 「最近、帰ってくるとかなり疲れてるよね」
- 「今の予定だと、どの時間なら続けやすそう?」
- 「無理な計画じゃなくて、続けられる形にしよう」
中学生で成績を戻すには、がんばる気持ちだけでなく、続けられる時間の作り方も大切です。
スマホや生活リズムの乱れ
中学生の成績が下がる原因として、やはり外せないのが、
スマホの使い方と生活リズムです。
ここは親として気になりやすい部分ですが、見方を間違えると親子でぶつかりやすいところでもあります。
影響が出やすいポイント
- 寝る前にスマホを長く見て、寝る時間が遅くなる
- 通知が気になって勉強に集中しにくい
- 動画を見始めると止まらない
- 朝がつらく、授業中に集中できない
成績が下がったとき、テスト勉強だけ見直しても、
睡眠時間が足りないままだと、覚えにくい・集中しにくい状態が続きます。
スマホだけを悪者にしない
ここで大事なのは、スマホだけを強く責めないことです。
スマホは原因のひとつになりやすいですが、使い方しだいで影響は大きく変わります。
いきなり取り上げるより、まずは現状を確認する方がうまくいきます。
- 平日、何時間くらい使っているか
- 何時まで使っているか
- 勉強中に手元に置いているか
- 寝る前に見ているか
この確認をしてから親子でルールを決める方が、続きやすいです。
変えやすいポイント(すぐ始めやすい)
- 勉強中はスマホを別の部屋に置く
- 寝る30分前はスマホを見ない
- 通知を切る時間を作る
- 使う時間を決めてから使う
どれも小さなことですが、続けると成績に影響しやすい部分です。
特に中学生は、睡眠が足りるだけでも授業への集中が変わることがあります。
成績が下がって自信をなくしている・気持ちがしんどい
中学生の成績が下がったとき、見落としやすいのがここです。
勉強の問題だけでなく、気持ちの面が影響していることがあります。
たとえば、こんな状態です。
- 何回やっても点数が上がらず、自信をなくしている
- 授業についていけず、苦手意識が強くなっている
- 友達関係で疲れている
- 親に怒られるのがこわくて、話せなくなっている
こうした状態だと、机に向かう前の段階で気持ちが止まってしまいます。
このときに「もっと頑張れ」と言われると、さらに苦しくなることがあります。
親が気づきたいサイン
- 「どうせ無理」と言う
- テストの話を避ける
- 前よりイライラしやすい
- ぼーっとしている時間が増えた
- 勉強の話になると黙る
このサインが出ているときは、勉強法の話だけでなく、
気持ちを支える関わり方が先になることがあります。
親の関わり方のポイント
この場面で大切なのは、点数の話を急がず、まず気持ちに寄り添うことです。
- 「最近しんどそうに見えるけど、大丈夫?」
- 「勉強の話の前に、学校どう?」
- 「うまく言えなくても大丈夫。少しずつでいいよ」
こうした言葉があるだけで、子どもは安心しやすくなります。
成績が下がった原因を見つけるには、話せる空気が必要です。親の対応がその土台になります。
【中学生の成績が下がったら】確認するポイント
中学生の成績が下がったとき、親が確認したい主な原因は次の5つです。
- 学習内容が難しくなった
- 勉強のやり方が合っていない
- 部活・習い事で時間が足りない
- スマホや生活リズムの影響
- 自信をなくしている・気持ちがしんどい
どれか1つだけではなく、いくつか重なっていることも多いです。
だからこそ、親は「決めつける」より、順番に見ていく姿勢が大切になります。
中学生の成績が下がったときの親のNG対応
中学生の成績が下がったとき、親はどうするべきか。
この場面では、何をするかと同じくらい、何をしないかも大切です。
親は心配だからこそ、言い方が強くなったり、早く答えを出したくなったりします。
ただ、成績が下がった直後は、子ども自身も気持ちが落ちていることが多く、いつも以上に言葉に敏感になりやすいです。
ここで対応を間違えると、次のような流れになりやすくなります。
- 子どもが話さなくなる
- 勉強の話をすると機嫌が悪くなる
- 親子で言い合いが増える
- 勉強そのものから離れてしまう
ここでは、中学生の成績が下がったときに、親が避けたいNG対応を5つに分けて見ていきます。
頭ごなしに怒る
いちばんやりやすくて、いちばん逆効果になりやすいのが、点数を見た瞬間に強く怒ってしまう対応です。
たとえば、こんな言い方です。
- 「何してたの?」
- 「ちゃんと勉強してないからでしょ」
- 「この点数はありえない」
親としては心配で言っている言葉でも、子どもには
「話を聞いてもらえない」
「怒られるだけ」
と伝わりやすくなります。
その結果、成績が下がった理由を話す前に、会話が止まってしまいます。
なぜ逆効果になりやすいのか
頭ごなしに怒られると、子どもは次のどちらかになりやすいです。
- 言い返す(反発する)
- 黙る(気持ちを閉じる)
どちらも、親が本当に知りたい「なぜ下がったのか」が見えにくくなります。
原因が見えないままだと、次の対策も立てにくくなります。
変えたい言い方
怒りが出そうなときは、まず事実を受け止める言い方に変えると、会話が続きやすくなります。
- 「今回、思ったより下がったね」
- 「いちばん難しかった教科はどれ?」
- 「どこで困ったか、一緒に見たい」
この言い方なら責める空気が弱まり、子どもも話しやすくなります。
成績が下がったときの親の対応は、最初のひと言で流れが大きく変わります。
他の子や兄弟と比べる
これも、親がやってはいけない対応としてとても多いです。
兄弟や友達、親せきの子と比べる言い方です。
- 「お兄ちゃんはもっとできてたよ」
- 「〇〇ちゃんは塾なしでも点数取ってるよ」
- 「同じクラスの子はみんな頑張ってるのに」
この言い方は、成績を上げるための声かけに見えても、実際には子どもに
「自分はダメなんだ」
という気持ちを強く残しやすいです。
比べると起きやすいこと
- 自信をなくす
- やる気が下がる
- 親に本音を言わなくなる
- 失敗を隠すようになる
特に中学生は、周りとの違いを気にしやすい時期です。
学校でも比較を感じやすい中で、家でも比べられると、気持ちの逃げ場がなくなりやすくなります。
比べるなら「他人」ではなく「前の本人」
比べる視点を変えると、子どもにも伝わりやすくなります。
- 「前回よりここは取れてるね」
- 「英語は下がったけど、国語は少し上がってるね」
- 「前より提出物は出せてるね」
こうした見方だと、子どもは「ちゃんと見てもらえている」と感じやすくなります。
成績が下がったときほど、親は他人との比較ではなく、本人の変化を見てあげる方が効果的です。
言い分を聞かずに決めつける
中学生の成績が下がったとき、親は原因を早く知りたくなります。
その気持ちが強いほど、決めつけた言い方になりやすくなります。
- 「どうせスマホでしょ」
- 「勉強してないだけでしょ」
- 「やる気がないからだよ」
たしかに、スマホや勉強時間が関係していることはあります。
でも、最初から決めつけると、子どもは「どうせ何を言っても同じ」と感じやすくなります。
決めつけが生みやすいすれ違い
親から見るとスマホが原因に見えても、実際には次のようなこともあります。
- 授業内容が難しくなっていた
- 部活で疲れすぎていた
- 勉強のやり方が分からなかった
- 友達関係で気持ちがしんどかった
ここを聞かないまま進めると、親はスマホだけを厳しくし、
子どもは本当の困りごとを話せないままになってしまいます。
親が先に聞きたいこと
決めつけを避けるには、最初の質問を変えるのが効果的です。
- 「今回、どこがいちばんきつかった?」
- 「家でやっても点につながらなかった感じある?」
- 「授業で分かりにくい教科あった?」
ポイントは、責める質問ではなく、困っていることを聞く質問にすることです。
これだけでも、成績が下がった原因が見えやすくなります。
スマホをいきなり取り上げる
成績が下がると、親として真っ先に気になるのがスマホです。
実際、スマホの使い方は成績に影響しやすいので、気になるのは自然なことです。
ただ、いきなり取り上げる対応は、うまくいかないことが多いです。
- 子どもが反発しやすい
- 隠れて使うようになる
- 親子の信頼が下がる
- 根本の原因が見えにくくなる
スマホの使い方を見直すことは大切ですが、
急に取り上げるのと、ルールを決めて使い方を整えるのは別です。
先にやると進めやすい流れ
1. 使い方を確認する
- 平日は何時間くらい使っているか
- 何時まで使っているか
- 勉強中に通知が気になっていないか
2. 成績との関係を一緒に見る
- 「寝るの遅くなってない?」
- 「勉強中に集中が切れやすい?」
- 「テスト前だけでも変えられそう?」
3. 親子でルールを決める
- 勉強中は別の部屋に置く
- 夜〇時以降は使わない
- テスト前は使う時間を少し短くする
この流れなら、子どもも納得しやすく、続けやすくなります。
言い方の違いで変わる
- NGに近い言い方:「今日からスマホ禁止」
- 変えたい言い方:「点数を戻したいから、使い方を一緒に決めよう」
中学生の成績が下がったとき、親の対応で大事なのは、
スマホを敵にすることではなく、使い方を整えることです。
無理に勉強させる
成績が下がると、親は「今すぐやらせないと」と思いやすくなります。
その気持ちから、急に長時間の勉強を求めてしまうことがあります。
- 「今日から毎日3時間やりなさい」
- 「遊びは全部なし」
- 「今週末はずっと勉強」
でも、急に負担を増やすと続かないことが多いです。
特に中学生は、学校や部活で疲れている中で無理をすると、最初だけで終わりやすくなります。
無理にやらせると起きやすいこと
- 形だけ机に向かう
- 集中しない
- 親に言われたことしかやらなくなる
- 勉強そのものが嫌になる
成績を戻すには、1日だけ頑張るより、続けられる形を作ることが大切です。
変えたい進め方
いきなり増やすのではなく、まずは小さく始める方がうまくいきやすいです。
始めやすい例
- 平日は30分だけ復習する
- 1教科だけやる
- 学校ワークを2ページだけ進める
- 間違えた問題だけ解き直す
小さく見えるかもしれませんが、ここから習慣が作れます。
「できた」が増えると、子どもの気持ちも戻りやすくなります。
親の声かけ例
- 「まずは30分だけ一緒にやってみようか」
- 「全部じゃなくて、今日は数学だけでいいよ」
- 「続けられる形を作る方が大事だね」
成績が下がったとき、親が焦るのは自然です。
でも、急に詰め込むより、続けられる形にすることの方が、結果につながりやすくなります。
中学生の親が避けたいNG行動とは?
中学生の成績が下がったとき、親が避けたいNG対応は次の5つです。
- 頭ごなしに怒る
- 他の子や兄弟と比べる
- 言い分を聞かずに決めつける
- スマホをいきなり取り上げる
- 無理に勉強させる
どれも、親としては心配だからこそ出やすい行動です。
だからこそ、「やりがちかも」と気づけるだけでも大きな一歩です。
ここを少し変えるだけで、子どもの反応はかなり変わります。
親子で話せる空気ができると、そのあとにやる原因チェックや勉強の立て直しも進めやすくなります。
中学生で成績が下がった子への親の接し方



中学生の成績が下がったとき、親はどうするべきか。
ここで大切なのは、勉強の内容だけでなく、親の接し方です。
同じ「成績が下がった」という場面でも、親の関わり方でその後の動きやすさは大きく変わります。
- 子どもが話しやすくなる
- 原因を見つけやすくなる
- 次のテストに向けて動き出しやすくなる
反対に、言い方が強すぎると、子どもは本音を言いにくくなってしまいます。
この章では、成績が下がった子への関わり方として、家庭で実践しやすい4つのポイントを見ていきます。
まず話を聞く



成績が下がったとき、親は「どう立て直すか」をすぐ考えたくなります。
でも最初にやることは、アドバイスより先に話を聞くことです。
子どもの中には、すでにこんな気持ちがあることが多いです。
- 下がったことは自分でも分かっている
- 本人なりにショックを受けている
- うまくいかなかった理由はあるけど言いにくい
- また怒られるかもしれないと身構えている
この状態で親が先に話し始めると、子どもは黙りやすくなります。
まず聞く時間を作ることで、親子の会話が進みやすくなります。
聞くときのコツ
ポイントは、質問を短くすることです。
一度にいくつも聞くと、子どもは答えにくくなります。
聞きやすい質問の例
- 「今回、いちばんきつかった教科どれ?」
- 「テスト中、時間は足りた?」
- 「家でやったところ、出た?」
- 「どこで止まった感じだった?」
この聞き方なら、子どもも答えやすくなります。
ここで大事なのは、正しい答えを言わせることではなく、本人の感覚を聞くことです。
話してくれないときの対応



中学生は、聞いてもすぐに話さないことがあります。
そのときは、無理に聞き出さなくて大丈夫です。
- 「今は話しにくいよね。あとででも大丈夫だよ」
- 「怒るためじゃないから、話せるときでいいよ」
- 「テスト見ながらでもいいよ」
こう伝えておくと、少し時間がたってから話しやすくなることがあります。
成績が下がったときの親の対応は、話させることより、話せる空気を作ることが大切です。
努力した部分を見つけて伝える
成績が下がると、親の目はどうしても「悪かったところ」に向きやすくなります。
でも、ここで意識したいのが、努力した部分も見つけて伝えることです。



これは甘やかしではありません。
子どもが「ちゃんと見てもらえている」と感じるために必要な関わり方です。
伝えたいのは「点数」より「行動」
たとえば点数が下がっていても、こんな部分は見つけられることがあります。
- 前より提出物を出せていた
- テスト前に机に向かう日が増えていた
- 苦手な教科にも取り組んでいた
- 前回より空欄が減っていた
- ワークを最後まで進めていた
こうした行動は、成績を戻すための土台になります。
ここを親が見つけて言葉にすると、子どもの気持ちが少し上がりやすくなります。
伝え方の例
- 「点数は悔しいけど、今回ワーク最後までやってたのはよかったね」
- 「前より取りかかるの早かったよね」
- 「英語は下がったけど、国語は空欄減ってるね」



ポイントは、大げさにほめることではなく、
見えた事実をそのまま伝えることです。
なぜここが大事か
成績が下がった直後の子どもは、自信をなくしやすい時期です。
その状態で悪いところだけ言われると、「どうせ無理」という気持ちに傾きやすくなります。
一方で、努力した部分を1つでも言ってもらえると、
「じゃあ次もやってみようかな」と動きやすくなります。
親の言葉は、勉強の内容だけでなく、気持ちを立て直す力にもなります。
点数より「何が難しかったか」を聞く
成績が下がったとき、親が気になってしまうのは点数です。
もちろん点数は大切ですが、点数だけ見ていても、次の対策は決めにくいです。
そこで大切になるのが、「何が難しかったか」を聞くことです。
点数だけでは分からないことが多い
同じ60点でも、中身はかなり違います。
- 覚えていれば取れた問題を落としている
- 時間が足りなくて後半が解けなかった
- 問題文の意味がつかみにくかった
- 勉強したところと出題がずれていた
- 緊張してミスが増えた
ここが分からないままだと、親は「もっと勉強しよう」としか言えなくなります。
でも実際には、必要なのは勉強時間より、やり方の見直しかもしれません。
聞きたいポイント(使いやすい質問)
教科ごとに聞く
- 「数学はどこで止まった?」
- 「英語は単語・文法・長文のどれがきつかった?」
- 「理科は覚えるところと計算、どっちが難しかった?」
テスト中のことを聞く
- 「時間は足りた?」
- 「見直しできた?」
- 「分かってたのにミスした感じあった?」
勉強の準備を聞く
- 「テスト前、何を中心にやった?」
- 「学校ワークはどれくらい進んでた?」
- 「家でやってて分からないままだった所ある?」
この聞き方をすると、原因がかなり見えやすくなります。
中学生の成績が下がったとき、親がここまで聞けると、次の対策が具体的になります。
親が気をつけたい聞き方
質問が続くと、子どもには「問いつめられている」と感じられることがあります。
そのため、ひとつ聞いたら、短く受け止める言葉を返すのがコツです。
- 「なるほど、それは時間きついね」
- 「そこ、たしかに難しいよね」
- 「それなら対策しやすそうだね」
このひと言があるだけで、子どもは話し続けやすくなります。
一緒に次の対策を考える
話を聞いて、原因が少し見えてきたら、そこで初めて次の対策です。
このときのポイントは、親が全部決めるのではなく、一緒に考える形にすることです。
親が一方的に決めると、子どもは「やらされる勉強」になりやすくなります。
それより、本人が少しでも決める部分を作る方が続きやすいです。
対策を考える順番
1. まずは1教科にしぼる
いきなり全部立て直そうとすると、負担が大きくなります。
まずは、一番困っている教科か、点を上げやすい教科を1つ決めます。
- 「まず数学からやる?」
- 「先に上げやすい社会からいく?」
2. 小さく決める
「毎日頑張る」だと続きにくいので、行動を小さく決めます。
- 平日は30分
- 学校ワークを2ページ
- 間違えた問題を3問やり直す
- 寝る前に単語を10個見る
3. いつやるか決める
内容だけでなく、時間まで決めると動きやすくなります。
- 夕食の前
- お風呂の前
- 20時〜20時30分
- 部活がない日の帰宅後
親の役割は「監督」より「伴走」
ここでの親の役割は、細かく管理することより、続けやすい形を作ることです。
関わり方の例
- 「今日は何やるかだけ決めよう」
- 「できたかどうか、夜に一緒に見よう」
- 「できなかった日は責めずに、明日どうするか考えよう」
成績が下がると、親も焦ります。
でも、急に完璧を目指すより、続く形を親子で作ることの方が、点数を戻しやすくなります。
目標の置き方も大事
最初から「次は90点」とすると、苦しくなることがあります。
まずは届きやすい目標からで大丈夫です。
- 前回より10点上げる
- 空欄を減らす
- ワークを2周する
- 提出物を全部出す
こうした目標なら動きやすく、達成もしやすいです。
できたことが増えると、次の目標も立てやすくなります。
親子でできる原因チェックの進め方
中学生の成績が下がったとき、親はどうするべきか。
ここでいちばん大切なのは、感覚だけで判断しないことです。
- 「たぶんスマホが原因」
- 「やる気がないんだと思う」
- 「勉強時間が足りないはず」
こうした見方が当たっていることもありますが、成績が下がった原因をきちんと見つけるには、テストの中身を親子で見ていくことが近道です。
この章では、家庭でできる原因チェックの進め方を、やりやすい順番で説明します。
難しいことをする必要はありません。テスト答案と学校ワークがあれば進められます。
テスト答案を見て「できた所・できなかった所」を分ける



成績が下がったとき、点数だけ見て終わってしまうと、次の対策が決めにくくなります。
まずはテスト答案を見て、できた所とできなかった所を分けていきましょう。
ここでは細かく分析するより、まず見える形にすることが大切です。
見方のポイント
親子で答案を見るときは、最初にこの2つに分けるだけで十分です。
- できた所(正解した問題)
- できなかった所(間違えた問題・空欄)
これだけでも、子どもは「全部ダメだったわけじゃない」と感じやすくなります。
成績が下がったときほど、この見え方はとても大事です。
親がかけやすい言葉
- 「まずはできた所から見よう」
- 「取れてる所を先に見ておこう」
- 「間違えた所はあとで一緒に見よう」
最初から「どこがダメだったの?」に入ると、子どもは身構えやすくなります。
先にできた所を見ると、会話に入りやすくなります。
教科ごとに大きく分けるだけでもOK
たとえば数学なら、
- 計算は取れている
- 文章題で落としている
- 後半が空欄
英語なら、
- 単語は取れている
- 文法で落としている
- 長文で点が取れていない
このように、大きく分けるだけで十分です。
ここが見えると、親の対応も「もっと勉強しなさい」ではなく、どこをどう直すかに変わっていきます。
ミスの種類を確認する(覚えていない・理解不足・時間不足)
中学生の成績が下がったとき、間違えた問題を全部同じように見てしまうと、対策がずれやすくなります。
同じ間違いでも、理由はそれぞれ違うからです。
ここでやっておきたいのが、ミスの種類を分けることです。
家庭では、まずこの3つに分けると分かりやすいです。
- 覚えていない
- 理解があいまい
- 時間が足りない(焦り・見直し不足を含む)
1. 覚えていないミス
暗記が足りないタイプです。
- 英単語を忘れた
- 漢字を思い出せなかった
- 理科・社会の用語が出てこなかった
この場合は、勉強時間を増やすより、覚え方を変える方が効果的なことがあります。
例:
・見るだけで終わらず、書く・声に出す
・1回で終わらせず、何日かに分けて覚える
・テスト形式で確認する
2. 理解不足のミス
「覚えたつもり」でも、意味や使い方が分かっていないタイプです。
- 数学の公式は覚えたけど使えない
- 英文の並び替えで迷う
- 国語の記述で何を書けばいいか分からない
この場合は、暗記より先に、授業内容や基本問題の確認が必要です。
親がここを見分けられると、サポートの方向が変わります。
3. 時間不足のミス
分かっていたのに、テストで取りきれなかったタイプです。
- 後半が空欄
- 見直しまでできなかった
- 計算ミス・写しミスが多い
- 焦って問題文を読み違えた
この場合は、理解そのものより、解く順番や練習量の見直しが効きやすいです。
親子で確認するときの聞き方
- 「これ、分からなかった?それとも時間足りなかった?」
- 「覚えてたけど出てこなかった感じ?」
- 「家ではできてたのに、テストでミスした感じかな?」
こう聞くと、子どもも答えやすくなります。



成績が下がった原因は、点数だけでは見えません。
どんなミスだったかまで見ていくと、次の対策がかなり立てやすくなります。
教科ごとに困っているポイントを出す
中学生の成績が下がったとき、親はどうしても「全体」で見てしまいがちです。
でも実際には、教科ごとに困り方が違うことが多いです。
- 数学は理解が追いつかない
- 英語は単語が足りない
- 国語は時間が足りない
- 理科は覚える量が多い
ここを教科ごとに分けて見ると、親子で動きやすくなります。
進め方はシンプルでOK
紙やメモに書き出すと分かりやすいです。
ノートでもスマホのメモでも大丈夫です。
例:教科ごとのチェック
- 数学:文章題で止まる、計算ミスが多い
- 英語:単語が出ない、文法が混ざる
- 国語:記述に時間がかかる
- 理科:用語が覚えきれない
- 社会:テスト前に詰め込みになりやすい
この形で出していくと、親の頭の中もかなりスッキリします。
「成績が下がった」という大きな不安が、教科ごとの課題に分かれて、対応しやすくなります。
親が気をつけたいポイント
ここで全部を一気に直そうとしないことが大切です。
困りごとを出したら、まずは優先順位をつけます。
優先しやすい考え方
- いちばん点数が下がった教科
- 次のテストで上げやすい教科
- 本人が「いちばん困っている」と言う教科
このどれか1つから始めれば十分です。
中学生の成績が下がったとき、親がやることは多く見えますが、一度に全部やらない方が続きやすくなります。
子どもの言葉で話してもらう
原因チェックでとても大事なのがここです。
親が見て判断するだけでなく、子どもの言葉で話してもらうことです。
同じテスト答案を見ても、親に見えていることと、子ども本人の感覚は違うことがあります。



たとえば親は「英語の単語かな」と思っても、本人は
「長文になると焦って読めない」
と感じているかもしれません。
このズレを減らすには、子どもの言葉を聞くのがいちばん早いです。
話してもらうときのコツ
ポイントは、答えやすい聞き方にすることです。
「どうして悪かったの?」だと重く感じて、答えにくくなります。
話しやすい聞き方の例
- 「どの教科がいちばんきつかった?」
- 「どの問題で止まった?」
- 「家でやってるときから難しかった?」
- 「次やるなら、どこを先に直したい?」
この聞き方なら、子どもも自分で考えやすくなります。
親が先回りしすぎない
子どもが話している途中で、親はついこう言いたくなることがあります。
- 「それはスマホのせいでしょ」
- 「だから前から言ってたよね」
- 「それより先に〇〇しないと」
この言葉が入ると、子どもは一気に話しにくくなります。
まずは最後まで聞いてから、短く返す方がうまくいきやすいです。
返しやすい言葉の例
- 「そっか、そこが難しかったんだね」
- 「なるほど、それならやり方を変えた方がよさそうだね」
- 「話してくれてありがとう。対策考えやすいね」
成績が下がったときの親の対応は、正しいことを言う前に、子どもが話せる形を作ることが大切です。
ここができると、原因チェックの精度が上がって、その後の勉強も組み立てやすくなります。
【中学生の成績が下がったら】原因チェックは親子で一緒に進めよう
中学生の成績が下がったときの原因チェックは、次の順番で進めるとやりやすいです。
- テスト答案を見て、できた所・できなかった所を分ける
- ミスの種類を分ける(覚えていない・理解不足・時間不足)
- 教科ごとの困りごとを出す
- 子どもの言葉で話してもらう
この流れで見ていくと、親の不安が「対応できる課題」に変わっていきます。
成績が下がったときほど、親が一人で判断せず、親子で一緒に確認することが大切です。
【中学生の成績が下がったら】今日からできる家庭サポート
中学生の成績が下がったとき、親はどうするべきか。
原因が少し見えてきたら、次は家庭で続けやすいサポートを始める段階です。



ここで大切なのは、特別な教材を急いで増やしたり、いきなり大きく変えたりしないことです。
まずは、毎日の生活と勉強の土台を整えるところから始める方が、結果につながりやすくなります。
成績は、テスト前だけ頑張っても安定しにくいものです。
ふだんの過ごし方が少し整うだけでも、授業の受け方や勉強の続けやすさが変わってきます。
この章では、今日から家庭で始めやすいサポートを、すぐ取り入れやすい形で紹介します。
生活リズムを整える(睡眠・食事・スマホ時間)
中学生の成績が下がったとき、親は勉強法に目が向きやすいですが、
その前に見直したいのが生活リズムです。
生活リズムが乱れていると、勉強時間を増やしても集中しにくくなります。
- 夜更かしで朝つらい
- 授業中にぼんやりしてしまう
- 家に帰るとすぐ疲れてしまう
- 勉強を始める前に気力がなくなる
こうした状態が続くと、やる気の問題に見えても、実際は体がしんどいだけということもあります。
まず見直したい3つ
1. 睡眠
中学生は、睡眠不足が続くと集中力が落ちやすくなります。
特にテスト前は遅くまで勉強しがちですが、寝不足のままだと効率が下がりやすいです。
~親が見たいポイント~
・寝る時間が毎日大きくズレていないか
・スマホを見ながら寝る時間が遅くなっていないか
・朝かなりつらそうにしていないか
2. 食事
夕食の時間が遅すぎたり、朝食をほとんど食べていなかったりすると、授業中に集中しにくくなります。
完璧でなくて大丈夫なので、まずは「食べる時間を大きく崩さない」だけでも十分です。
3. スマホ時間
スマホ自体が悪いわけではありませんが、使い方が崩れると、睡眠と勉強に影響しやすくなります。
大切なのは、使う時間を減らすことより、使うタイミングを決めることです。
家庭で決めやすいルール例
- 勉強中はスマホを別の部屋に置く
- 寝る30分前はスマホを見ない
- 使う前に時間を決める
- テスト前は平日だけ少し短くする
このくらいのルールから始めると、続きやすくなります。
成績が下がったときは、まず「勉強を増やす」より、勉強しやすい状態を作ることが先に効くことがあります。
勉強しやすい環境を整える
中学生の成績が下がったとき、親ができるサポートとして意外と大きいのが、勉強する場所の整え方です。
机に向かえないとき、やる気だけの問題ではなく、環境が合っていないこともよくあります。
- 机の上に物が多くて集中しにくい
- テレビの音が気になる
- リビングだと家族の会話で気が散る
- 自室だとスマホやゲームに流れやすい
このあたりは、家庭ごとに合う形が違います。
親が「どこならやりやすいか」を一緒に探すだけでも、進み方が変わりやすくなります。
環境づくりで見たいポイント
1. 勉強する場所を決める
- リビングの一角
- 自室の机
- ダイニングテーブル
- 親が近くにいる場所
「ここでやる」と決めるだけで、始めやすくなります。
2. 机の上を少なくする
勉強に使うものだけを出して、他はよけるだけでも集中しやすくなります。
例
- その教科の教科書
- 学校ワーク
- ノート
- 筆記用具
これ以外はいったん机から外す形でOKです。
3. 気が散るものを遠ざける
- スマホ
- ゲーム
- タブレット(勉強用でない場合)
- マンガ
見える場所にあるだけで気になりやすいので、勉強中だけ別の場所に置くのがおすすめです。
親のサポートのしかた
環境を整えるときに「片づけなさい」だけだと、動きにくいことがあります。
そんなときは、親が最初の数分だけ一緒にやると進みやすくなります。
- 「今日は机の上だけ整えようか」
- 「この教科に使わない物は横によけよう」
- 「始める前の形を毎回そろえよう」
成績が下がったときは、勉強内容だけでなく、
始めやすい環境を作ることも大切なサポートです。
小さく達成できる目標を作る



中学生の成績が下がったとき、親は「次はしっかり頑張ろう」と言いたくなります。
ただ、気持ちだけの目標は続きにくいことが多いです。
そこで必要なのが、小さく達成できる目標です。
目標が小さいほど、最初の一歩を出しやすくなります。
目標が大きすぎると起きやすいこと
- 何から始めればいいか分からない
- 最初から苦しくなる
- できない日があると投げやすい
- 「どうせ無理」に戻りやすい
成績を戻すには、最初から完璧を目指すより、
できた回数を増やすことの方がうまくいきやすいです。
作りやすい目標の例
勉強時間の目標
- 平日は20分だけやる
- まずは30分だけやる
- 部活の日は15分だけ復習する
内容の目標
- 数学ワークを2ページ
- 英単語を10個
- 漢字を5個
- 間違えた問題を3問やり直す
テスト向けの目標
- 空欄を減らす
- 学校ワークを2周する
- 提出物を全部出す
- 前回より10点上げる(1教科でもOK)
このくらい具体的だと、子どもも動きやすくなります。
親が目標を決めすぎない
目標は、親が一方的に決めるより、子どもと一緒に決める方が続きやすいです。



本人が少しでも決めた目標は、やらされる感じが減ります。
中学生の成績が下がったときの親の対応は、目標の作り方でも差が出やすいです。
毎日の勉強時間を決める
中学生の成績が下がったとき、家庭でやりやすく、効果も出やすいのが、
勉強する時間を決めることです。
「時間があるときにやる」では、部活やスマホ、疲れで後回しになりやすくなります。
だからこそ、内容より先に、まず時間を決めてしまう方が進めやすいです。
決め方のコツ
ポイントは、理想ではなく、続けやすい時間にすることです。
例(家庭で決めやすい時間)
- 夕食の前に20分
- お風呂の前に30分
- 20:00〜20:30
- 学校から帰ってすぐ15分(部活がない日)
時間を固定すると、「やるかどうか」で迷う回数が減ります。
これは中学生にはかなり大きいです。
長時間より「毎日」
成績を戻したいときほど、親は長くやらせたくなります。
でも、毎日続く短い時間の方が、学習は安定しやすくなります。
- 週末だけ長時間 → 平日に抜けやすい
- 毎日20〜30分 → 習慣になりやすい
もちろん、テスト前は増やしても大丈夫です。
ただ、土台としては、普段の固定時間がある方が強くなります。
親ができるサポート
- 始める時間に声をかける
- 終わったら短く確認する
- できなかった日は責めずに、翌日の時間を決める
声かけの例
- 「いつもの時間だね。今日は何からやる?」
- 「終わったら見せて」
- 「今日は難しかったね。じゃあ明日はどうする?」
中学生の成績が下がったとき、親はどうするべきか迷いやすいですが、
まずは毎日同じ時間に机に向かう流れを作るだけでも大きな前進です。
「できた」を増やす声かけを続ける
家庭サポートで最後に大切なのが、親の声かけです。
中学生の成績が下がったあとほど、子どもは自信をなくしやすいので、
できたことを見つける声かけが効果を出しやすくなります。
ここでいう「できた」は、大きな成果だけではありません。
- 机に向かった
- 決めた時間に始めた
- ワークを2ページ進めた
- 間違い直しをした
- 昨日より早く始められた
こうした小さな行動を親が見つけて言葉にすると、勉強は続きやすくなります。
声かけの例(使いやすい形)
- 「今日も始められたね」
- 「昨日より早く取りかかれたね」
- 「少しずつでも続いているのがいいね」
- 「間違い直しまでできたの、いい流れだね」
ポイントは、点数より先に行動を見ることです。
行動が続くと、あとから点数につながりやすくなります。
気をつけたい言い方
逆に、やる気を下げやすい言い方もあります。
- 「これくらい当たり前」
- 「もっとやらないと意味ない」
- 「まだ全然足りない」
親としては励ましたい気持ちでも、子どもには届きにくいことがあります。
成績が下がったときは、特に言葉が強く刺さりやすい時期です。
続けるための見方
親が意識したいのは、毎日100点の動きではなく、
前より少し進んだかどうかです。
- 昨日できなかったことが今日はできた
- 先週より勉強時間が安定してきた
- 前より話してくれるようになった
こうした変化が出てきたら、立て直しは進んでいます。
成績はすぐに大きく変わらなくても、家庭での関わり方が整うと、次のテストで動きやすくなります。
家庭でできるサポートは土台づくり
中学生の成績が下がったとき、家庭でできるサポートは次の5つです。
- 生活リズムを整える(睡眠・食事・スマホ時間)
- 勉強しやすい環境を整える
- 小さく達成できる目標を作る
- 毎日の勉強時間を決める
- 「できた」を増やす声かけを続ける



どれも派手ではありませんが、ここが整うと勉強は続きやすくなります。
成績を戻すために、まず家庭で作りたいのは、がんばれる土台です。
次のテストまでの立て直し方
中学生の成績が下がったあと、親子でいちばん迷いやすいのが、
ここから何をどう進めるかです。
気持ちはあっても、進め方が決まっていないと、次のような流れになりやすくなります。
- その日によってやることがバラバラになる
- 苦手教科を後回しにしてしまう
- テスト前だけ慌てる
- 勉強したのに点数につながりにくい



大切なのは、完璧な計画を作ることではありません。
まずは、続けやすい流れを親子で作ることです。
この章では、次の定期テストまでに取り入れやすい立て直し方を、順番に説明していきます。
テストまでの予定を一緒に決める
成績が下がったあと、最初にやっておきたいのが、
次のテストまでの予定を親子で決めることです。
「頑張る」だけでは動きにくいので、
いつ・何をやるかを見える形にしておくと、続けやすくなります。
予定を決めるときのポイント
最初から細かく作りすぎなくて大丈夫です。
まずは、次の3つを決めるだけで十分です。
- テストまで何週間あるか
- 平日と土日で使える時間
- 先に進める教科
この3つが見えるだけで、親の不安も減りやすくなります。
作りやすい予定の例
例:テストまで3週間ある場合
- 1週目:苦手単元の確認(学校ワーク中心)
- 2週目:間違えた問題の解き直し
- 3週目:見直し・暗記確認
このくらいの流れで十分です。
細かいページ数は、毎日少しずつ調整すれば大丈夫です。
親の関わり方
予定を作るときに、親が全部決めてしまうと続きにくくなることがあります。
子どもにも選ぶ部分を残すのがコツです。
- 「平日は何時ならやりやすい?」
- 「先に数学からやる? 英語からやる?」
- 「土日は午前と午後、どっちが集中しやすい?」
中学生の成績が下がったときは、親が管理しすぎるより、
一緒に予定を作る形の方がうまくいきやすいです。
復習の順番を決める(苦手から・点を取りやすい教科から)



成績を立て直すとき、意外と大事なのが復習の順番です。
順番が決まっていないと、その日の気分で選んでしまい、苦手が後回しになりやすくなります。
順番の決め方は2パターン
家庭で決めやすいのは、次のどちらかです。
1. 苦手教科から先にやる
- 数学や英語のつまずきが大きい
- 授業についていくのがしんどい
- 前回かなり点数が下がった
こういう場合は、苦手教科から少しずつ進める方が、あとで楽になります。
2. 点を取りやすい教科からやる
- 勉強習慣がまだ安定していない
- 本人がかなり落ち込んでいる
- まず自信を戻したい
こういう場合は、社会や理科の暗記分野など、点につながりやすい教科から始めるのも効果的です。
迷ったときの決め方
親子で迷ったら、次の形にすると進めやすいです。
- 1教科は苦手対策
- 1教科は点を取りやすい教科
この組み合わせにすると、負担が重くなりすぎず、前に進みやすくなります。
親の声かけ例
- 「苦手だけだとしんどいから、取りやすい教科も入れようか」
- 「先に点が上がりやすい教科で流れを作るのもいいね」
- 「数学は毎日少し、社会は土日にまとめる形でもよさそうだね」
成績が下がったあとほど、復習の順番を決めるだけで、勉強の進み方が安定しやすくなります。
教科書・学校ワークを優先して進める
次のテストに向けて立て直すとき、家庭でよく起きるのが、
教材を増やしすぎてしまうことです。
- 新しい問題集を買う
- いろいろなプリントに手を出す
- 動画だけ見て終わる
- 教材が増えて、何からやるか分からなくなる
成績が下がった直後ほど不安で教材を増やしたくなりますが、
まず優先したいのは、学校で使っている教科書と学校ワークです。
なぜ学校ワークを優先するのか



定期テストは、学校の授業とワークをもとに出ることが多いです。
だからこそ、まずここをしっかり進める方が点につながりやすくなります。
優先順位の目安
- 教科書(授業内容の確認)
- 学校ワーク(基本問題)
- 間違えた問題の解き直し
- 余裕があれば追加の問題
この順番にしておくと、やることがブレにくくなります。
親が見たいポイント
- 学校ワークが途中で止まっていないか
- 丸つけして終わりになっていないか
- 間違えた問題に印をつけているか
- テスト前に見直せる形になっているか
ここができていれば、かなり強いです。
中学生の成績が下がったときは、教材を増やすより、
今ある教材の使い方を良くすることが結果につながりやすくなります。
親の声かけ例
- 「新しいのを増やす前に、まず学校ワークを仕上げよう」
- 「間違えた所にチェックをつけておこう」
- 「テスト前に見返しやすい形にしておくと安心だね」
解き直しを繰り返す
成績を戻すうえで、かなり大事なのが解き直しです。
テスト勉強で点数が伸びにくい子は、ここが弱くなっていることがよくあります。
- 1回解いて終わり
- 丸つけして終わり
- 間違えた理由を見ない
- 次に同じ問題でまた間違える
これでは、勉強時間を使っていても点数につながりにくくなります。
解き直しの流れはシンプルでOK
難しいことは必要ありません。
まずはこの流れで十分です。
- 問題を解く
- 丸つけをする
- 間違えた問題に印をつける
- その場か次の日にもう一度やる
これだけでも、かなり変わります。
解き直しのコツ
1. その日に全部やらなくていい
疲れている日に全部やろうとすると続きません。
「今日は3問だけ」でも十分です。
2. 間違えた理由をひと言で残す
- 計算ミス
- 単語忘れ
- 問題文の読み違い
- 時間不足
ひと言メモがあるだけで、次の対策が見えやすくなります。
3. 解けるまで何回か見る
1回でできなくても大丈夫です。
中学生の勉強は、繰り返して身につける方が点につながりやすいです。
親のサポートのしかた
親が全部教える必要はありません。
解き直しが続く流れを作るだけでも十分です。
- 「間違えた所だけやる日にしよう」
- 「今日は3問だけ見直そう」
- 「できたら印をつけていこう」
成績が下がったあとほど、解き直しを習慣にできると強いです。
ここができると、次のテストで同じミスを減らしやすくなります。
テスト前の見直し日を作る
中学生の成績が下がったあと、次のテストで起きやすいのが、
直前まで新しい内容をやって終わることです。



これだと、覚えたつもりでもテスト当日に抜けやすくなります。
そこで入れておきたいのが、見直しの日です。
見直し日でやること
見直し日は、新しいことを増やす日ではなく、
これまでやった内容を確認する日です。
やることの例
- 間違えた問題だけ解く
- 英単語・漢字を確認する
- 理科・社会の用語を見直す
- テスト範囲をざっと見返す
- 空欄になっていた単元を確認する
この日を入れるだけで、点の取りこぼしを減らしやすくなります。
いつ入れるとやりやすい?
おすすめは、テストの1〜2日前です。
前日まで新しい問題を増やしすぎない方が、気持ちも安定しやすくなります。
例
- テスト2日前:間違い直し中心
- テスト前日:暗記確認・軽い見直し
親の関わり方
見直し日は、親も声をかけやすい日です。
- 「今日は新しいのより見直し中心にしよう」
- 「間違えた所のリストを見ながらやってみよう」
- 「前日だから、確認を中心に進めよう」
成績が下がった子ほど、テスト前に焦りやすくなります。
だからこそ、見直し日を先に決めておくと、当日の不安を減らしやすくなります。
この章のポイント(立て直しは流れを作ることが大切)
中学生の成績が下がったあと、次のテストまでの立て直しは、次の流れで進めるとやりやすくなります。
- テストまでの予定を一緒に決める
- 復習の順番を決める
- 教科書・学校ワークを優先する
- 解き直しを繰り返す
- テスト前の見直し日を作る
特別なことを増やすより、まずは流れを整える方が結果につながりやすいです。
親がそばで進め方を支えるだけでも、子どもはかなり動きやすくなります。
こんなときは家庭だけで抱え込まない
中学生の成績が下がったとき、親はどうするべきか。
ここまで見てきたように、家庭でできることはたくさんあります。
ただ、家庭での声かけやサポートだけでは進みにくい場面もあります。
そのまま無理を続けると、親も子どもも疲れてしまいやすくなります。
- 親子で毎回ぶつかる
- 勉強の話になると空気が重くなる
- 何を変えても点数につながりにくい
- 子どもがしんどそうで心配
こうした状態が続くなら、外のサポートを使うのは自然な選択です。
この章では、家庭だけで抱え込まない方がいいサインと、相談先の見方を分かりやすくまとめます。
親子で言い合いが増えている
中学生の成績が下がったあと、親が真剣になるほど、会話が増えてぶつかりやすくなることがあります。
これはよくあることです。



親は「何とかしたい」、子どもは「分かってるけど言われたくない」。
このすれ違いが続くと、勉強の話をするたびに言い合いになりやすくなります。
こんな状態が続いていないか
- 勉強の話を出すとすぐ不機嫌になる
- 毎回同じことで言い合いになる
- 子どもが部屋にこもって話さない
- 親も言いすぎたあとにぐったりする
この状態で家庭だけで立て直そうとすると、勉強の前に親子関係がしんどくなりやすいです。
ここで大切な考え方



「親の関わり方が悪い」と責める必要はありません。
むしろ、親が真剣だからこそ起こりやすいことです。
だからこそ、第三者が入ると会話が進みやすくなることがあります。
- 学校の先生(担任・教科担当)
- 塾の先生
- 家庭教師
- スクールカウンセラー
親子だけだと感情が入りやすい話でも、外の人が入ると落ち着いて話しやすくなります。
親の声かけ例
- 「最近、勉強の話でぶつかりやすいね」
- 「家だけで話すより、先生にも相談してみようか」
- 「やりやすいやり方を一緒に探したいんだ」
中学生の成績が下がったとき、親はどうするべきか迷いますが、
親子関係を守るために相談先を増やすのは、とても大切な動きです。
勉強のやり方が分からない状態が続く
家庭で勉強時間を作っても、成績が下がったまま動きにくいときがあります。
その原因として多いのが、勉強の進め方が分からない状態です。
子ども本人も、こんなふうに感じていることがあります。
- 何から手をつければいいか分からない
- ワークはやっているのに点が上がらない
- 間違えた問題の直し方が分からない
- 苦手教科になると手が止まる
これは、やる気がないというより、進め方が見えていない状態です。
家庭で対応しにくいサイン
- 親が説明すると言い合いになりやすい
- 親も教え方に迷う
- 子どもが「分からない」としか言えなくなる
- 前回と同じミスが続いている
こういうときは、家庭で何とか教え切ろうとするより、
勉強の進め方を教えてくれる人に入ってもらう方が早いことがあります。
外のサポートが役立ちやすい場面
- 数学や英語のつまずきが大きい
- 学校ワークの進め方から見てほしい
- テスト前の計画を一緒に作ってほしい
- 子どもに合う勉強の型を見つけたい
成績が下がったときの親の対応として、
「家で見てあげる」だけでなく、見てもらえる先を用意するのも立派なサポートです。
学校や塾・家庭教師に相談した方がいいサイン
中学生の成績が下がったとき、「どのタイミングで相談すればいいの?」と迷いますよね。
目安として、次のサインが続いているなら、相談を考えやすいタイミングです。
1. 成績の下がり方が大きい
- 1教科だけでなく全体的に下がった
- 前回より大きく下がった
- 授業についていくのがしんどそう
2. 家庭で決めたことが続かない
- 時間を決めても始められない
- 何をやるかで毎回止まる
- 親の声かけだけでは進みにくい
3. 子どもの気持ちがかなり落ちている
- 「どうせ無理」が増えた
- 勉強の話を強く避ける
- 学校のことも元気がない
4. 親も疲れてきている
- 毎日の声かけがつらい
- つい強く言ってしまう
- どう支えればいいか分からない
子どものためにと思っていても、親が疲れ切ってしまうと続きません。
親がしんどいときも、相談のタイミングです。
まず相談しやすい先
学校(担任・教科担当)
- 学校での様子が分かる
- 授業でつまずいている所を確認しやすい
- 提出物や授業態度も見てもらいやすい
塾
- 定期テスト対策の流れを作ってもらいやすい
- 集団の刺激が合う子には相性がいいことがある
家庭教師
- 1対1で見てもらえる
- 子どものペースに合わせやすい
- 家庭の困りごとを伝えやすい



中学生の成績が下がったとき、親はどうするべきか悩みますが、
「家庭だけでやる」か「全部任せる」かの二択ではありません。
家庭のサポート+外の力で進める形も、かなり相性がいいです。
サポート先の選び方(相性の見方)
相談先を考えるとき、親として気になるのは「どこが合うか」ですよね。
ここで大切なのは、有名さだけで決めないことです。
中学生の成績が下がったときは、子どもとの相性がとても大切です。
見たいポイントは4つ
1. 子どもが話しやすそうか
どれだけ教え方がよくても、話しにくいと質問しにくくなります。
体験や面談では、子どもの表情をよく見ておくのがおすすめです。
見るポイント
・緊張しすぎていないか
・先生の話を聞けているか
・質問しやすそうか
2. 今の課題に合っているか
成績が下がった理由によって、合うサポートは変わります。
- 勉強習慣を作りたい → ペース管理が得意な先
- 苦手教科を見てほしい → 教え方が分かりやすい先
- 親子でぶつかりやすい → 間に入ってくれる先
「うちの子は今どこで困っているか」を伝えて、合うかどうかを見るのが大切です。
3. 定期テストの進め方を見てくれるか
今回のテーマは「成績が下がったあとの立て直し」なので、
定期テストに向けた進め方を見てもらえるかは重要です。
~確認したいこと~
・学校ワークの進め方を見てくれるか
・テスト前の計画を一緒に作ってくれるか
・間違い直しまで見てもらえるか
4. 家庭との連携が取りやすいか
親が完全に離れる形より、少し連携できる方が安心しやすいです。
- 今の課題を共有してくれるか
- 家庭での声かけのヒントがもらえるか
- 無理のない宿題量にしてくれるか
成績が下がった中学生のサポートは、家庭と外の先がつながると進みやすくなります。
親が最初に伝えるとスムーズなこと
相談や体験のときは、次の内容を伝えておくと話が進みやすいです。
- どの教科の成績が下がったか
- 子どもが困っている様子(例:数学で止まる、やり方が分からない)
- 家庭でやってみたこと
- 親子で困っていること(言い合いになりやすい、声かけが難しい など)
これを伝えるだけでも、「うちの子に合いそうか」が見えやすくなります。
学校や塾・家庭教師に頼るのは前向きな選択
中学生の成績が下がったとき、家庭だけで抱え込まない方がいい場面はあります。
- 親子で言い合いが増えている
- 勉強のやり方が分からない状態が続いている
- 成績や気持ちの落ち込みが続いている
- 親も疲れてきている
こういうときに、学校・塾・家庭教師などに相談するのは逃げではありません。
親ができることを続けながら外の力も使う方が、子どもは前に進みやすくなります。
【中学生の成績が下がったら】親がよくする質問



中学生の成績が下がったとき、親はどうするべきか。
ここでは、実際によくある悩みをQ&A形式でまとめます。
本文でお伝えした内容と重なる部分もありますが、
「うちの場合はどう考えればいい?」と迷ったときに、すぐ確認しやすい形にしています。
どのくらい下がったら対策を始めるべき?
目安は、親が気になった時点で大丈夫です。
大きく下がってから動くより、少しの変化でも早めに対応した方が立て直しやすくなります。
動き始めた方がいいサイン
- 前回より1教科でも大きく下がった
- 全体的に少しずつ下がっている
- 点数よりも、子どもの自信が落ちている
- 勉強の手が止まりやすくなっている
中学生は、学年が上がるほど内容が難しくなります。
「まだ大丈夫かな」と様子を見すぎると、苦手がたまりやすくなります。
最初は小さな対策でOK
対策といっても、最初から大きく変える必要はありません。
- テスト答案を一緒に見る
- 原因を1つだけ確認する
- 勉強時間を20分だけ決める
このくらいでも十分です。
中学生の成績が下がったときは、早めに小さく動く方が続きやすくなります。
反抗的で話してくれないときは?
中学生は、成績が下がったあとに話しかけても、
そっけなかったり、イライラしたりすることがあります。これはよくある反応です。
「反抗している」というより、本人も
- ショックを受けている
- うまく説明できない
- また怒られると思っている
という状態になっていることが多いです。
まずは話す量を減らす
こういうときは、長く話そうとするほどぶつかりやすくなります。
最初は、短い言葉で安心できる空気を作る方がうまくいきやすいです。
声かけの例
- 「今は話しにくいよね。あとででいいよ」
- 「怒るためじゃなくて、一緒に考えたいだけだよ」
- 「テスト見せてくれたら、それだけで助かる」
話すタイミングも大事
帰宅直後や機嫌が悪いときより、少し落ち着いた時間の方が話しやすいです。
- 夕食のあと
- 休日の午前
- 勉強の話をしていない流れの中で
それでも難しいとき
親子でぶつかりやすい状態が続くなら、学校の先生や家庭教師など、外の人に入ってもらうのもひとつの方法です。
親が悪いわけではなく、関係が近いからこそ言いにくいことがあります。
スマホルールはどう決める?
中学生の成績が下がったとき、スマホが気になるのは自然なことです。
ただ、いきなり厳しくしすぎると反発が出やすいので、使い方を整える形で決めるのがおすすめです。
先に確認したいこと
まずは現状を一緒に確認します。
- 平日どのくらい使っているか
- 何時まで使っているか
- 勉強中に手元にあるか
- 寝る前に見ているか
ここを見ないままルールを作ると、守りにくくなりやすいです。
作りやすいルールの例
最初から厳しくしすぎず、守りやすい形から始めましょう。
- 勉強中はスマホを別の部屋に置く
- 寝る30分前は使わない
- 使う時間を先に決めてから使う
- テスト前の1週間だけ少し短くする
続けやすくするコツ
- 子どもにも決めてもらう(親だけで決めない)
- 守れない日があっても、そこで終わりにしない
- 毎週少し見直す
声かけの例
- 「禁止じゃなくて、使い方を整えたい」
- 「点数を戻したいから、やりやすいルールにしよう」
- 「続けられる形を一緒に決めよう」
中学生の成績が下がったときのスマホ対策は、
取り上げることより、使い方を決めることがポイントです。
塾はすぐ変えた方がいい?
今塾に通っている場合、成績が下がると「塾が合っていないのかな」と不安になりますよね。
ただ、すぐに変える前に、まず確認したいことがあります。
先に見たいポイント
1. 通い方が安定しているか
- 宿題をやれているか
- 授業を休みがちになっていないか
- 復習までできているか
2. つまずきがどこにあるか
- 授業の内容が難しすぎる
- 質問しにくい
- 進むペースが合っていない
- 定期テスト対策が足りない
3. 子どもの様子
- 行くのを強く嫌がる
- 授業の話をほとんどしない
- 「分からないまま」と言っている
ここを確認すると、「塾を変える」より先に、今の塾に相談して改善できることが見つかる場合もあります。
まず相談したい内容
塾に伝えると話が進みやすいのは、次のような内容です。
- 成績が下がった教科
- テストで困っていた内容
- 家庭で見ていて気になること
- 子ども本人の様子
これを伝えると、定期テスト対策の進め方を調整してもらえることがあります。
塾の見直しを考えやすい目安
次のような状態が続くなら、塾の見直しも考えやすいです。
- 相談しても対応が変わらない
- 子どもが質問しにくいまま
- 定期テスト対策が合っていない
- 通っていても勉強の流れが作れない
塾を変えること自体は悪いことではありません。
中学生の成績が下がったときは、今の塾を調整するか、別の合う場所を探すかを落ち着いて見ていけば大丈夫です。
【中学生の成績が下がったら】迷いやすい場面の考え方
よくある質問で迷いやすいのは、次の4つです。
- いつから対策を始めるか → 気になった時点で小さく始める
- 話してくれないとき → 無理に聞き出さず、話せる空気を作る
- スマホルール → いきなり禁止より、使い方を決める
- 塾の見直し → 先に今の状況を確認してから判断する
中学生の成績が下がったとき、親は迷うことが多いですが、
ひとつずつ見ていけば大丈夫です。焦って全部決めなくても、進められます。
勉強嫌い全般の対策については、こちらの記事で5タイプ別に詳しく解説しています。
→ 勉強嫌いな中学生の成績を上げるには?完全ガイド
中学生の成績が下がったら親はどうする?まとめ
中学生の成績が下がると、親としては不安になりますよね。
「このままで大丈夫かな」「何をしたらいいんだろう」と焦るのは自然なことです。
でも、成績が下がったときほど大切なのは、点数だけを見て強く動くことではなく、親の関わり方を整えることです。
ここが落ち着くと、子どもも話しやすくなり、原因を見つけやすくなります。
今回の流れで大事だったのは、次のような順番でした。
- まず親が落ち着く
- 点数だけで判断しない
- 原因を親子で一緒に確認する
- 家庭で続けやすいサポートを始める
- 次のテストに向けて流れを作る
- 必要なときは外のサポートも使う
中学生の成績が下がったときは、いきなり大きく変えなくて大丈夫です。
まずは、今日できる小さな1つから始める方が、親子ともに続けやすくなります。
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